ビジネス英語(メール編)|「上記の通り」「下記の通り」は何て言う?above、over、below、followingの使い分け

  • As I mentioned above, please confirm a service charge. 上記の通り、サービス料をご確認ください
  • Please see below. 下記をご参照ください。
  • Please check the following number. 下記の数量を確認して下さい。
  • [/list] メールでよくコミュニケーションをする人は「上記の通り」とか「下に書いてありますように」など使うと思います。これを英語でも使いこなせると便利ですよね。 本文では「上記の通り」や「下記の通り」など、英語メールの表現の幅を広げるフレーズを紹介します。もしあなたが英語メールの表現の幅を広げたいと思っているのであれば、本文の内容が役に立つでしょう。 >> ビジネス英語のメールで使える記事一覧はこちら

    上記の通りは「above」が最適

    [list class=”ol-circle li-accentbdr acc-bc-before”]
    1. As I mentioned above, you can get samples soon. 上記で言及しました通り、あなたはすぐに試作品を入手できます。
    2. As you may see above news, we lost the next business. ご覧になった上記のニュースの通り、当社はビジネスを失注した。
    3. As he wrote above, we have to consider a new strategy as soon as possible. 彼が上記で書いた通り、私達は早急に新しい戦略を考えないといけません。
    [/list] 英語では「ある基準のところから離れた上の位置」を示すときにaboveを使います。このときのaboveは副詞ですので文末におきましょう。 またaboveの代わりにbeforeも使えます。使い方は「As I mentioned before(以前申し上げた通り)」という風に使いましょう。ただしaboveのほうがフォーマルなニュアンスがあります。 >> 合わせて読みたい「Late」と「Lately」の違い

    似た意味の「over」使い方に注意が必要

    ちなみにaboveと似た意味でoverという単語があります。overも「~の上」という意味がありますが、As mentioned over のように動詞の後ろで副詞的には使えません。 理由はoverには「上に覆いかぶさる」というニュアンスがあるからです。正確には使えなくはないのですがAs mentioned over とすると「上のほうに記載したとおり」とあいまいな意味になるので使わないということです。 >> 合わせて読みたいProbably, maybe, possibly,の違い

    下記の通りは「below」を使おう

    [list class=”ol-circle li-accentbdr acc-bc-before”]
    1. Please refer to the DHL tracking number below. DHLの追跡番号は下記をご参照ください。
    2. In the chart below, the result shows that… 下記チャートを見ると、結果はーを示しています。
    3. Sales amount has fallen below 10% in five years. 販売額は5年で10%以下に下がった。
    [/list] belowを使うときは名詞のあとに使いましょう。belowは基本的に文章の最後に使われることが多いです。ただ「~以下」のように数字や量をあらわす場合は3)の例文のようにすると使えます。 >> 合わせて読みたい「Stop to do」と「Stop doing」

    次の~と言うなら「following」が使える

    [list class=”ol-circle li-accentbdr acc-bc-before”]
    1. The following prices are available to provide you. 次の価格は提示可能な価格です。
    2. The following products are our recommendations. 下記の製品が我々のおすすめです。
    [/list] belowと同じような意味でfollowingがあります。followingも「下記の」を示しますが、followingは名詞の前で使うのが基本です。よって、followingは続く名詞に「次の~」という意味を与えているとも言えます。 followingのほうがbelowよりもプレゼンなどで使いやすいと思います。(次のグラフは~のような感じで)プレゼン機会の多い営業マンはfollowingも頭の片隅に置いておきましょう。

    「上記の通り」「下記の通り」のまとめ

    まとめると「上記の通り」はaboveを名詞の後で使ってみましょう。「下記の通り」はbelowを文末で使っていましょう。もしあなたが営業マンならプレゼンの際になどにfollowing名詞の前で使うと自然な流れが作れると思います。状況に応じて活用してみて下さい。 >> ビジネス英語のメールで使える記事一覧はこちら]]>

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