こんな悩みに答えます。
結論から言うと「May I have~」で大体いける!ということです。
「May I have~」はビジネス英語の電話で非常に汎用性が高いんです。
・ビジネス英語初心者
・表現の使い分けはめんどくさい
・英語の電話が始まるとテンパッてしまう
それでは「May I have~」について解説します。
May I have~は最強の電話表現
ビジネス英語の初心者であれば「May I have~」は非常に汎用性が高い表現です。
というのは仕事の業務的な電話というのは、下記の3つの内容に集約されるからです。
つなぐ…電話を誰かに繋いだり回したりする
依頼する…情報を収集したりお願いをする
聞き返す…何を言ったのか確認する
いづれの場合でも「May I have~」で対応が可能です。
具体的な例文については、下に記載していますのでご参考ください。
つなぐ
誰かに電話を繋いだり、回したりするときにMay I have は使えます。
May I have sales please?
営業部をお願いできますか?
May I have a purchasing department, please?
購買部をお願いできますか?
May I have accounting, please?
会計部をお願いできますか?
May I have Mr. John Smith, please?
ジョンスミスさんをお願いできますか?
May I have a Japanese speaker, please?
日本語が話せる人をお願いできますか?
依頼する
情報を収集したり何かアクションをお願いをするときにMay I have は使えます。
May I have the number for ABC company, please?
ABC社の番号をお願いできますか?
May I have your fax number, please?
ファックス番号を教えて頂けますか?
May I have your e-mail address, please?
メールアドレスを教えて頂けますか?
May I have your feedback, please?
ご返答を頂けますか?
May I have your reply, please?
(メールの)お返事を頂けますか?
聞き返す
もう一度言って欲しいとき、確認したいときにMay I have は使えます。
May I have the last part again, please?
最後のコメントをもう一度お願いできますか?
May I have your name again, please?
お名前もう一度お願いできますか?
May I have the meaning of your last word, please?
最後の言葉の意味を教えてもらえませんか?
失礼じゃないの?
May I have~ は全く失礼な表現ではありません。
むしろMay はとても丁寧な表現ですし、haveも丁寧なニュアンスを持っています。
例えば「(席に)おかけください」は「Sit down, please」でも通じますが少し横柄な表現になります。
こういう時は代わりに「Have a seat」と言ったりします。
理由はHaveに丁寧なニュアンスがあるからです。
May I have~ はビジネス英語としてとても優秀なんですね。
会話例
最後に会話例を紹介します。
A: Hello, ENG company.
こんにちはENG社です。
B: Hello, may I have sales, please?
こんにちは、営業部をお願いできますか
A: Sure, may I have your name, please?
承知しました。お名前を頂戴しても宜しいですか。
B: This is Ken, Ken Tanaka.
ケンです、ケンタナカと申します。
A: Just a moment, please… Sorry, our line is busy.
少々お待ちください。申し訳ありません、回線が混んでいるようです。
B: Oh, I see. Well, may I have extension 7-7-7, please?
あ、分かりました。では、内線番号777をお願いできますか。
あなたも「May I have~」を次のビジネス英語の電話で使ってみてください。