海外営業で外国人と会話が続かない!英語での雑談力をあげる方法

顧客との何気ない会話が苦手な人も多いようである。それは英語の問題でなくもっと基本的なコミュニケーションの引き出しが少ないからだ。 この記事では海外営業(国際営業)としての会話力を伸ばす方法、特に雑談面について考えていきたい。本文を読めば何気ない会話での引き出しを増やすことができる。 >> ビジネス英語(営業編)の記事一覧はこちら

まずは日本語を話す時から雑談の練習をしよう

外国人との会食の席で黙ってしまう人はいないだろうか。黙ってしまうことを英語力のせいにしている人もいるが、そういう人は日本語でも会話力に乏しいことが多い。 英語云々の前に日本語で話している時の自分を思い出してほしい。あなたは日本語できちんと目の前の人と楽しく雑談できているだろうか? 雑談は決して簡単ではない。雑談というのは慣れていない人にとってはかなり頭を使うのである。英語を話すときは尚更だ。 英語を喋ることに脳のキャパシティが取られてもなお雑談ができる、というのは日本語ではほとんど何も考えなくても雑談できるような状態でないといけないだろう。 母国語でスムーズにできない言語活動が英語という第二外国語で急に出来るようになるはずがないのである。まずは日本語を話す時に自然に雑談ができる人になろう。

英会話の前に相手に興味関心を持とう

「◯◯の時に使える英語フレーズ」など英語のフレーズを丸暗記してその場を乗り切るのも一つだが、それができる人は次の段階を目指そう。 それは相手に興味関心を持つことである。例えば相手が女性でおしゃれな格好をしていたら日本のコスメに興味があるかもしれない。そういう観察を前提にして初めて「Do you have a Japanese cosmetics?」というフレーズが出てくる。 また男性はこれといった趣味がない場合も多いが下ネタは大体盛り上がるので「Do you like Japanese ladies?」と聞いてみてもいい。 大事なことは相手への自然な興味関心が前提にあることである。こう言っておけばいいんだろう?という気持ちはコミニケーションを薄っぺらいものにする。 まずは英会話の流暢さよりも相手に興味を持とう。相手を知ろうとすれば絵でも図でも何か意思疎通することができるはずだ。 >> 合わせて読みたい海外営業になった日にできること3つ

英会話では正確さを捨てよう

英会話の初心者が英語を話す時「流暢さ」と「正確さ」はシーソーの右と左にあるものと思わなければならない。つまり頑張って話せば話すほど正確さは無くなっていくということだ。 だがそれでいいのである。初期の段階では「正確さ」はあまり重要なことではない。むしろアウトプットをどんどんした方が良い。 そして間違った方が良い。わたしも初めて海外顧客にプレゼンしたときは台本を作ってそれを読んだ。最初は仕方ないのだが、この方法だと顧客には殆ど何も伝わらない。相手の頭に残らないと言う方が正しいだろう。 それよりもぎこちない英語でも必須に伝えようとした方が、相手もこちらの話しを聞いてくれる。英会話初心者は「正確さ」は優先順位としては2番目だと考えよう。

【まとめ】ビジネス英語の雑談力

まとめると、初めて海外営業(国際営業)になった人が英語の雑談で心がけるべきことは「失敗を恐れず相手のことに興味をもってあれこれ聞け」ということだ。 雑談はシンプルだが奥が深いものである。学生として海外留学に行って留学先で友達とする雑談と、仕事で知り合った取引先の外国人と会食の場でする雑談は全く異なる。 前者は受け身でもなんとなく成立するが、後者は受け身だとほとんど成立しない。自分で相手の話を引き出せるようになればあなたも一人前の海外営業マンである。 >> ビジネス英語(営業編)の記事一覧はこちら]]>

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