「Rodney Saulsberry’s Tongue Twisters and Vocal Warm-Ups」は英語学習の上級者向けのシャドーイング教材です。 本書はもともとは声を仕事にする人たち向けに書かれた洋書ですが、audible版が出たことで既存の英語教材には飽きてしまった日本人が学習教材として手にとっても十分にメリットがあります。 私が感じた「Rodney Saulsberry’s Tongue Twisters and Vocal Warm-Ups」で学習をするメリットは下の5つです。 [box class=”box28″ title=”5つの学習メリット”] 原書を読むことでリーディング力がUPする 文法・単語はさほど難しくないので理解し易い 早口言葉が面白いので学習意欲が継続する シャドーイングでリスニング力がUPする 内容がスピーキング力UPの知識になる [/box] アマゾンaudibleの中には英語学習に役立つものが多く、特に英語で書かれた洋書とそのオーディオブックを組み合わせることで英語学習上級者の期待に応える教材が完成します。 ▼アマゾンaudibleについて詳しく知りたい方は下の記事へ▼ [kanren id=”1583″]
目次
Rodney Saulsberry’s Tongue Twisters and Vocal Warm-Upsとは

Tongue Twisters (早口言葉) がスピーキング力向上に役立つ理由
Rodney Saulsberry(ロドニー・ソールスベリー)氏が本書の中で述べているTongue Twisters (早口言葉) でトレーニングを行うとどんな良いことがあるか、について一部紹介します。集中力が向上する(Concentration)
「早口言葉をするぞ」と思って短時間集中することで、言葉を発することに集中する力が向上します。結果的に集中力全体が向上します。音のキレが増す(Articulation)
単語の発音一つ一つ改めて考えることで、一個一個の音声のエッジがたつ。発話がクリアに(Enunciation)
日本語はのっぺりとした平らな発音がナチュラルな発話ですが、英語は音と音の間の分かれ目と繋ぐところの差をはっきりさせることで美しい発話になります。リズムが良くなる(Rhythm)
ネイティブの発話のリズムを真似ることで、結果的に英語のリズムが養われます。口の筋肉が発達(Mouth Muscles)
口が思ったように動かないとキレイな発話はできません。早口言葉のトレーニングで効率よくキレイな発話に必要な口の周りの筋肉を鍛えることができます。認識力向上(Eye-Word-Mouth)
Rodney Saulsberry(ロドニー・ソールスベリー)氏いわく、ナレーションというのは「何かを目でみて、言葉を認識して、発話する」という行為の連なりです。早口言葉でこれらの連携をスムーズに行う訓練になります。 たしかに発話の基礎体力について磨きがかかりそうです。 ▼RodneyさんのYoutubeだけでも参考になります▼この教材が役に立つ人

おすすめの使い方
ハードコピーかkindleの画面で文章を見ながら音声を聞くのがおすすめです。 すっと理解できない・分からない文章があれば都度調べ、文章の意味を理解しながらオーディオブックを聞きます。 これで一度最後まで読み通してもいいですが、私のおすすめは一定の文章の塊(かたまり)ごとにシャドーイングを挟むことです。 文章の塊ごとのシャドーイングが上達してきたら次の文章の塊に移動します。 また間にある早口言葉もしっかりトレーニングすると、スピーキング力の学習効果は倍増すると思います。関連記事
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Rodney Saulsberry’s Tongue Twisters and Vocal Warm-Ups: With Other Vocal-Care Tips (English Edition)
posted with カエレバ
Rodney Saulsberry 2015-04-28