ビジネスでは交渉相手に花を持たせるのも時に必要。それは海外のビジネスでも同じです。
settle for(しぶしぶ)承知する、妥協する
budge on(意見を変えて)譲歩する
concession(終わらせるための)譲歩、許容
budge on(意見を変えて)譲歩する
concession(終わらせるための)譲歩、許容
本文では打合せや交渉などで相手に譲歩し、出口のない議論を終了させるのに使える「譲歩や妥協」の例文・フレーズを紹介します。
settle for|(しぶしぶ)承知する、妥協する
settleとは「解決する」という意味ですが「議論を終わらせる」や「反論を解決する」という意味もそこには含まれています。
settle for somethingで一つのフレーズとなり「しぶしぶながら承諾する」という意味になります。例えばこんな例文です。
We settle for 1.5 million USD.
一千五百万ドルで妥結します。
You hoped to sell your product 1,500 USD but we want to settle for 1,000 USD.
あなたは1500ドルで製品を売りたいと思っていたが、我々は1000ドルで妥協します。
受動態にしたくなりますが「妥協」の意味の場合には不要です
budge on|(意見を変えて)譲歩する
budgeは聞き慣れない単語かもしれませんがbudgeだけでの意味はchangeやmoveです。 そこから派生したbudge onが「意見を変更して譲歩する」という意味になったのは自然な流れです。 使い方はこんな感じです。
Would you budge on the price? 価格を譲歩してもらえませんか? We will budge on the issue of money. お金問題に対して(意見を変えて)譲歩しましょう。
いろんな状況に合わせて使ってみてください。
concession|(議論を終わらせるため)譲歩、許容
concession自体は名詞のため、動詞と組み合わせてフレーズを作ります。例えばこんな感じです。
OK, we will prepare to offer some concession to you at the next meeting. わかりました、次の打合せでいくつか妥協案を提示するように準備します。 We must extract concessions from that company. 我々はあの会社から妥協案を引き出さなければならない。
extractは引き出す、抽出するという意味です。 その他にもmake a concession「譲歩する」などでも使えます。
まとめ
settle for、budge on、offer some concessionなど明日から使えそうでしょうか? 上手く相手に譲歩することまた相手の妥協を引き出すことはビジネスでは必須のスキルです。 今回は少し難易度が高いフレーズになってしまいましたがぜひ状況に合わせて使ってみてください。