ビジネス英語(電話編):「Much」を使いこなして会話力を向上させる例文・フレーズ

頻度や量、度合いなどを示すのに便利な副詞にmuchという単語があります。

今回はこのmuchの用法を正しく理解し、ビジネスでの会話に役立てる方法を紹介します。

否定文の末尾で「much」

I don’t like my boss’s management style much.
「私は上司のマネジメントスタイルがあまり好きではありません。」

We don’t have time much.
「残っている時間はあまりありません。」

 

muchネガティブな文の末尾で使うと「あまり〜でない」のように悪い程度を示すことができます。

注意したいのは、肯定文では使えないということ。

 

I don’t like my clients much.  正解

I like my clients much.   NG

 

もしも肯定文でmuchのように程度を大きく表現したいのであれば

I like my clients a lot.

と表現しましょう。

「よく〜する」などを表す「much」

Do you have a lot of meeting with supplier much?
「サプライヤーとよく打ち合わせしますか?」

We have not made a cost down much this year.
「今年はあまり値下げをしなかった。」

この文章のmuchの意味はvery often「頻度よく」ということです。

ただしフォーマルな表現ではありませんので注意が必要です。

本当に!を表す「much」

Thank you for your marvelous support. It was much appreciated.
「多大なサポートありがとうございます。本当に感謝しています。」

Our team much enjoyed the lunch you arranged.
「我々のチームはあなたの用意してくれたランチを本当に楽しみました。」

ここでのmuchはreallyという意味です。

また動詞の前に置くのがポイントで肯定でも否定でも使用可能です。

ニュアンスとしては丁寧な表現になりますので、いろんな場面で応用可能です。

状況に応じて使ってみてください。

まとめ

今回はmuchの使い方を紹介しました。

muchは増幅器のような副詞で良い意味も悪い意味も拡大します。

私のお気に入りは本当に!を示すmuch,

 Oh, it was much appreciated!! 

など自然に使えると英語に感情が乗ってきてこなれた感じになります。

ぜひ状況に応じて使ってみてくださいね。

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