ビジネス英語の電話会議では、会議の主催者として最後にまとめの発言をしないといけないことがあります。
慣れている方は別として最後のコメントで困った・・・なんて人もけっこう多いのではないでしょうか?
会議の主催者としては、焦らずにパッとフレーズが出てくれば参加者も安心して会議を終われます。もしあなたに「この前の電話会議は最後がパッとしなかったな」という感覚があれば、本文を読んで次の会議に活かしてみてください。
英語の電話会議を“締める”ときに使えるフレーズ

- If no one has any other comments, I would like to finish today’s meeting.
もし誰もコメントがなければ、この打合せを終わりたいと思います。 - We are running out of time, let’s close this meeting for today.
もう時間がありませんので、今日のところは打合せを終えましょう。 - Have we almost discussed what we want for today?
私たちは今日話したいところをほとんど話すことができましたか?
2番目の例文では、running out of time 「時間がない」は会議の最後に締めの理由として使えるフレーズです。終わりを表す単語としてclose、end、finishなどを使っていきましょう。
3番目の例文は疑問文ですがwe have discussed, we have achieved, など現在完了を使うことで、電話会議の冒頭から終わりの時間の中で「私たちは話したいことは話した」というニュアンスが出ます。
締めた後に次の電話会議を設定するフレーズ

まだ議題が残っているなら次の会議を設定しておくのがスマートです。しばらく定例の会議になるのであればなおさら次の予定を決めておきましょう。
- Could we set the date and time for the next meeting?
次の打合せの日時を設定できますでしょうか? - The next meeting will be on 1st/July at 10 a.m. Is that OK for everyone?
次の打合せは7月1日の10時からにしましょう。皆さん大丈夫でしょうか? - What about the next Monday?
次の月曜日はどうですか? - Could we agree that we have the next meeting on July/1st?
私たちは7月1日に次の打合せをするということで宜しいですか?
2番目の例文の日時を入れ代えれば、色んな場面で使えます。続く文章で全員の意思を再確認するのも忘れずに。4番目の文章はダメ押しで確認するフレーズです。agree「合意する」を使っていきましょう。
電話会議に参加してくれた人へお礼を伝える
電話会議のリーダーであれば、参加してくれたメンバーへのお礼もしっかりと表現していきましょう。
- I would like to thank Stephane for joining us from Germany.
ブラジルから参加してくれたステファンありがとうございます。 - Thank you so much for your participation.
参加して頂きありがとうございます。 - Thank you for your strong support.
力強いご協力ありがとうございます。
1番目の例文のように、時差のある地域から参加してくれた人がいたら労いの言葉をかけてあげるのもスマートです。2番目の例文の participation (パーティスィペイション)は聞きなれない単語かもですが「参加」という意味です。
電話会議を“締める”フレーズについてのまとめ
この記事では電話会議の最後にどのように話を切り上げればスマートかについて例文を交えて紹介しました。会議のときのフレーズは仕事の効率も上げてくれます。
- 長くて疲れるだけの会議をパッと切り上げる
- 成果につながる重要な電話会議できちんとリードする
など、会議ももって行き方はとても重要なスキルです。もしあなたが会議設定やチームメンバーへの労いを忘れていたなと思うのであれば今回の内容を活用してみて下さいね。